富士山林道 鳴沢~軽水線
富士山の舗装林道の一つで、標高1770m付近まで上がれ、雄大な富士山が臨めます。また、木々の間からは本栖湖や朝霧高原を所々で見る事が出来、展望が楽しめます。
国道139号線より天神山入口交差点を富士山方面に曲がるとスタート地点となります。しばらくは2車線のよく整備された道が続きますが、傾斜はややきつめとなり、8~10%ほどの坂が続きます。3.6kmほど進むと、最初の交差点になりますので、右(ふじてんリゾート方面)へ曲がります。曲がり角には林道鳴沢線起点の看板が見えます。
さらに進むと、ふじてんリゾートの駐車場入り口に到着します。かなり広い広場になりますが、右のほうに1車線の林道らしい道が見えますので、そちらへ進んでください。ここから道は林道らしい1車線の道になりますが、よく整備されており、傾斜も5%程度と緩くなり、直線の多い走りやすい道となります。途中、精進口登山道等の登山道と交差しますので、登山客には注意して進んで下さい。
林道の起点より4.7kmほど進んだところで林道軽水線にぶつかりますので、ここから先は軽水線を進むことになります。交差点は進める方向以外はゲートで閉ざされていますので、道を間違えることはありません。進んでいくと晴れていれば雄大な富士山を臨みながら進むようになります。眼下には本栖湖や朝霧高原が見えてきます。
景色を楽しみながら進んでいと、軽水線に合流してから8Kmほど進んだ地点で、ゴールの軽水線の終点の看板が現れます。標高は約1770mと、富士山の3合目付近となります。終点より少し進むと、富士吉田の”中茶屋”より続いている林道、富士線と合流する地点になります。そのまま戻るのも良いですが、そのまま富士線を走って周回するのもまた楽しいです。
天気が良ければ富士山の雄大な姿を堪能しながら気分よく走る事が出来るので、お勧め度は4とさせていただきます。なお、冬季閉鎖期間がありますので、”鳴沢線”及び”軽水線”の道路規制情報を確認してから行くようにしてください。また林道ですので、整備されており比較的道は良いですがグレーチングの継ぎ目や落石、舗装の荒れには十分注意して、できれば2人以上で登るようにしてください。
星隆伸