富士山林道 滝沢線
富士山の3合目付近、標高1825mまで登る事が出来る舗装林道です。スタートは標高1080m付近の中の茶屋さんの手前となります。ちなみにスタート地点まで浅間神社横の県道701号線を使用すると完全2車線の道となり、滝沢林道の入り口まではまっすぐ一本道となります。真正面に大きな富士山が見え、周りを森林に囲まれたとても素晴らしい景色の道がスタート地点まで続いていきます。ただし、傾斜は5%程度の道を4.5kmほど登ることとなりますので、それなりのヒルクライムになることを覚悟してください。
中の茶屋さんの手前の道を左に曲がるとスタート地点となる、県営林道 滝沢線の起点となります。
林道に入ると道は1車線となりますが、意外と広く、車同士のすれ違いでも困ることはありません。周りは整備された山林となっていますが、時折現れる原生林や、たまに顔を出す雄大な富士が山の深さを感じさせてくれます。また、珍しい高山植物が辺り一面に生えており、ここがかなりの高所であることを思い出させてくれます。
林道の起点より約8.5kmほど登った処に金運神社として有名な新屋山神社奧宮への入り口の看板があり、少し入っていくと綺麗な神社が見えますので、参拝してみるのも良い思い出になるかもしれません。なお、本宮は浅間神社の近くになります。
新屋山神社奧宮よりさらに2.5Kmほど登ると、ゲートで閉ざされたゴール地点に到達します。標高は1800mを超えますので、装備には注意して登るようにしてください。なお、11月~5月初旬頃までは冬季通行止めとなりますので、情報を確認してから向かうように心がけてください。また、数年前には大きな崩落事故で通行止めとなったこともありますので県営林道 滝沢線の情報は確認されてから向かうようにお願いします。
星隆伸