笹子峠（湯の沢）

　下の地図のガソリン・スタンド前にある大和橋西詰交差点の笹子峠入口をスタートとします。

　笹子峠は歴史は古く、甲州街道の難所として知られていました。現在は20号線の新笹子トンネルがメインとして使用されており、どこかへの抜け道として機能しているわけでもなく、民家も無いので車通りはほとんどありません。しかしよく整備さており、斜度も5～6％程度で走りやすい道路です。

　また、この道に沿うように遊歩道が整備されており、そちらが江戸時代からの甲州街道となるようです。

　スタート地点からしばらくは民家も多く、運動公園などが整備されているのが見えます。さらに進んでいくと民家も途切れ、だんだんと道も狭くなり、木の多い山の中に入っていきます。道はきれいですが、所々で苔が生えていたり、落ち葉があったりしますのでスリップには注意しながら進んでください。
　
　所々で遊歩道へつながっており、歴史を忍ばせます。歩行者も出てくることもあるかもしれませんので注意してください。木々の間を進みますので、あまり展望は開けませんが、きれいな川などもあり、爽やかな山の空気が疲れを癒してくれるようです。
　
　頂上付近に東屋も整備されていますので、休憩するにはいい場所です。東屋から少し登ればゴール地点となる、とても雰囲気のあるトンネル”笹子隧道”に到着します。途中で頂上までの距離を親切に表示してくれていますので、初めてでも安心できます。
　
　20号線の新笹子トンネルが道幅も狭く、トラックなどの車通りがとても多いので、ロードバイクで行くときにはこちらの旧道を通るほうがお勧めです。

　森の中を気持ちよく走れますが、特に補給できるようなお店もなく、展望があまり望めないことと、冬季は閉鎖されてしまうため、お勧め度は２としました。

星隆伸

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